Ref.16760:ファットレディの伝説
1983年、ロレックスはGMTマスターの進化版として「GMTマスターⅡ Ref.16760」を発表しました。最大の特徴は、新開発ムーブメント「Cal.3085」の搭載です。これにより、短針を独立して動かすことが可能になり、回転ベゼルと合わせて最大3つのタイムゾーンを把握できるようになりました。
この新機能を実現するためにケースの厚みが増し、それに伴いリューズガードも大型化されました。そのぽってりとしたグラマラスな形状から、海外のコレクターの間で「Fat Lady(ファットレディ)」や「Sophia Loren(ソフィア・ローレン)」という愛称で呼ばれるようになりました。
また、Ref.16760はGMTマスターシリーズで初めてサファイアクリスタル風防を採用したモデルでもあり、実用性と耐久性が飛躍的に向上しました。赤と黒の「コークベゼル」のみの展開であったことも、このモデルの独自性を際立たせています。




