銀製品は売れる?SV925・銀食器の買取の実際
「銀は安いから売れない」と思われがちですが、正確には「単価は金より低いが、確実に売れる」が答えです。特に重量のある銀食器や銀杯は、意外なまとまった金額になることがあります。銀ならではの売り方のコツを解説します。
銀の買取単価の現実——重量で勝負する金属
銀の買取単価は1gあたり数百円程度と、金の数十分の一です。数グラムの銀ジュエリー単体では大きな金額になりませんが、銀は製品の重量が大きいのが特徴——銀食器のセットやトロフィー、銀杯は数百グラム〜キロ単位になることがあり、当日単価×重量で計算すると侮れない金額になります。当店はSV925・SV1000の単価を毎日公開していますので、まず手元の品の重量を掛けてみてください。
黒ずみ(硫化)は磨かない——銀査定の鉄則
銀は空気中の硫黄分と反応して黒ずむ性質があり、長年しまわれた銀製品はほぼ例外なく変色しています。この黒ずみは素材価値に影響しません——買取は重量と純度で決まるため、真っ黒な銀食器も同じ単価です。むしろ市販の研磨剤で強く磨くと、細かな傷や刻印の摩耗を招きます。「汚いから」と磨いてから持ち込む必要はまったくありません。
ブランド銀製品は「地金+ブランド」の二本立て
ティファニーやジョージ ジェンセン、エルメスの銀製品は、地金価値に加えてブランド品としての中古価値で評価します。ティファニーのSV925ジュエリーは地金の数倍で取引されることも珍しくなく、「銀だから安い」と地金だけで手放すのは損です。刻印(TIFFANY&CO.・GEORG JENSEN等)があれば必ずそのまま査定へ。また、記念の銀貨・プルーフ銀貨セットも発行元とセット内容次第でプレミアがつくことがあります。
銀食器セットの査定手順——バラさず箱ごと
カトラリーセットや銀盆・ティーセットは、箱ごとまとめてお持ちいただくのが最善です。査定ではまず刻印(STERLING・925・造幣局マーク等)と製造元を確認し、純銀製・銀メッキ(EPNS等の刻印)・洋白を仕分けます。銀メッキのカトラリーが混ざっているのは普通のことで、仕分けと判定は当店の仕事——事前に選別する必要はありません。純銀分は重量で、ブランド食器(クリストフル等)はブランド価値も加味して評価し、内訳明細をお渡しします。引き出物や記念品で使わないまま眠っている銀器は、想像以上に多くのご家庭にあります。
よくある質問
真っ黒に変色した銀食器のセットがあります。売れますか?
はい、売れます。黒ずみ(硫化)は買取価格に影響せず、重量×当日単価で計算します。セットで数百グラム以上になることも多く、まとめてお持ちいただくのがおすすめです。
SILVERとだけ刻印された製品は純銀ですか?
「SILVER」「STERLING」はSV925相当を指すことが多いですが、確実には測定で判定します。刻印がない銀色の製品(洋白・ステンレス等の可能性)も、無料で判別しますのでそのままお持ちください。
ティファニーの銀のネックレスは地金価値だけですか?
いいえ、ブランド品として地金より高く評価できる場合がほとんどです。モデルによって差があるため、全体と刻印の写真をお送りいただければブランド査定でお答えします。
銀貨・記念銀貨はどう評価されますか?
地金価値をベースに、発行数・セットの完全性・ケースや証明書の有無でプレミアを判断します。箱ごとまとめてお見せください。