1970〜80年:最初の暴騰——インフレと有事が金を押し上げた
金相場が大きく動いた最初の時代は1970年代です。金とドルの交換停止(ニクソン・ショック)で金の価格が市場に委ねられると、オイルショックによる世界的インフレ、そして1979〜80年の国際情勢の緊張(イラン革命・アフガニスタン侵攻)を背景に、金は「インフレと有事に強い資産」として買われ、1980年前後に当時の史上最高値を付けました。日本でも金ブームが起き、この時期に金製品や地金を買った方は少なくありません——実は、今お手元にある「親の代の金」の多くはこの時代のものです。
1980〜90年代:約20年の低迷——「金は上がらない」と言われた時代
ところが1980年の高値の後、金は長い下り坂に入ります。世界的にインフレが収まり、株式や債券が好調だった80〜90年代、利息を生まない金は運用先として敬遠され、約20年にわたり低迷が続きました。1980年の高値圏で買った人は、その後長期間、買値を下回る評価に耐えることになった——これが金相場の歴史が教える最も重要な教訓です。「金は安全資産」は「金は下がらない」という意味ではありません。高値で買えば、金でも長く含み損を抱え得るのです。
そのお品物、買取に本気です。
査定無料。売るかどうかは、金額を見てから。
2000年代以降:金融情勢・需要・為替の影響
2000年代以降の金相場を考える際は、金融危機や金融政策、地政学的な不安、投資・宝飾需要など複数の要因を見ます。円建ての価格には為替も影響するため、ドル建て価格の動きと一致するとは限りません。過去の上昇が今後も続くとはいえず、購入時の価格だけで売却益を決めることもできません。最新の単価と費用を確認して比較してください。
歴史から学ぶ売り時の考え方——「予測」ではなく「位置」で判断する
過去の値動きは、金が上がり続けるとは限らないことを考える材料になります。売却時は将来の高値を決めつけず、保有目的・資金の使い道・残したいお品物を整理してください。相場は変動するため、単価の更新日と適用条件を確認し、実物査定の受取額で判断することが大切です。 関連:本日の買取価格 / 売り時の考え方 / 為替との関係
そのお品物、買取に本気です。
査定無料。売るかどうかは、金額を見てから。
相見積もり大歓迎です。とにかく買いたいので、他店様の査定額に全力で挑戦します。
円建てとドル建て——日本の「高値」はタイミングが違います
歴史を見るときの注意点をひとつ。国際的な金価格はドル建てで語られますが、日本で売却する際の価格は「ドル建て価格×円相場」の円建てです。そのため、ドル建てでは横ばいの時期でも、円安が進めば円建ての金価格は上がります——近年の国内価格の高値には、この円安効果が大きく寄与しています。つまり日本の売り手にとっての「歴史的高値」は、金そのものの高値と円安が重なった局面に訪れる——ドル建てのニュースだけを見ていると、この円建ての売り時を見逃します(仕組みの詳細は金相場と為替のコラムへ)。
よくある質問
1980年頃に買った金製品があります。今売ると損ですか?
利益が出るかは購入時の金額・売却時の受取額・費用によって異なります。購入明細と売却時の査定内容を比較してください。古い購入品だから必ず利益が出るわけではありません。
金相場はこれからも上がり続けますか?
誰にも分かりません。歴史上、金には約20年の低迷期もありました。当店は予測ではなく「本日の買取単価」を毎日公開していますので、ご自身の基準でご判断ください。
暴落が来る前に全部売っておくべきでしょうか?
一度に全て売るか、分けて売るかはリスクの好み次第です。複数回に分ければタイミングのリスクを平準化できます。なお売却益の税金は年間合算で判定される点にご注意ください。
昔の金製品は今の金製品と純度が違うのですか?
時代による大きな違いはありませんが、古い製品には刻印が薄い・ないものがあります。必要に応じて外部の検査機関で純度を確認して査定しますので、刻印が読めなくても問題ありません。
他店の査定額があります。それより高くなりますか?
相見積もり大歓迎です。他店様の査定額・査定日・写真査定か実物査定かと、お品物の種類・状態・付属品をお知らせください。同じ条件で比較し、当店の提示額と評価の理由をご説明します。すべてのお品物で他店を上回る金額を保証するものではありません。写真でのご案内は目安で、正式な買取金額は実物確認後にご提示します。
複数まとめて売ると査定額は上がりますか?
まとめてのご相談を歓迎しています。同じLINEのトークに続けて写真をお送りください。お品物ごとに状態・付属品などを確認し、それぞれの金額と合計額をご案内します。一部だけの売却や保留も選べますので、内訳をご確認いただいてからお決めください。
金相場はこれまでどう動いてきましたか?
金相場は1980年の高値の後に長い下落期を経て、2000年代以降は上昇基調が続いています。過去の値動きは本文の年表をご覧ください。将来の相場は予測できないため、売却の判断は現在の単価で行ってください。
金相場の歴史を高く売るためのポイントはありますか?
過去の値動きは、金が上がり続けるとは限らないことを考える材料になります。売却時は将来の高値を決めつけず、保有目的・資金の使い道・残したいお品物を整理してください。相場は変動するため、単価の更新日と適用条件を確認し、実物査定の受取額で判断することが大切です。
金価格の円建てとドル建ては何が違いますか?
国際的な金価格はドル建てで語られますが、 日本で売却する際の価格は「ドル建て価格×円相場」の円建て です。そのため、ドル建てでは横ばいの時期でも、円安が進めば円建ての金価格は上がります——近年の国内価格の高値には、この円安効果が大きく寄与しています。
どんな写真を送ればよいですか?
まずは全体が写る写真を1枚お送りください。ブランド名や型番が分からなくても構いません。刻印・シリアル・気になる傷の写真を添えていただくと、より精度が上がります。
ブランド名や型番が分からなくても相談できますか?
はい。型番やモデル名が分からないお品物こそ、写真でのご相談が向いています。鑑定士が写真から判別し、分かる範囲でご説明します。
壊れているもの・状態が悪いものも対象ですか?
破損や劣化があるお品物もご相談いただけます。修理をしてから、という必要はありません。現状のままの写真をお送りください。
家にあるものをまとめて見てもらえますか?
まとめてのご相談を歓迎しています。時計・バッグ・ジュエリー・貴金属が混在していても、同じご相談の中で一緒に拝見します。
写真だけで買取金額は確定しますか?
写真でご案内するのは買取金額の目安です。正式な買取金額は実物を確認したうえでご提示します。写真の段階で分かる範囲と、実物確認が必要な項目は事前にご説明します。
査定を依頼したら必ず売らなければいけませんか?
いいえ。金額をご確認いただいてから、売るかどうかをお決めいただけます。査定のみのご相談も歓迎しています。
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過去の価格と今の見積りを区別する
昔の価格を比べるときは、通貨・重量単位・税の表示・時点を確認してください。相場の記録と、個々のお品物に適用される買取単価は同じではありません。現在の目安は品位と対象重量から確認できます。過去の高値に届くまで待つと決める前に、使う予定や保管の事情も合わせて考えましょう。
宅配は全国対応。出張は地域・点数・お品物の内容を確認してご案内します。銀座の店頭は完全予約制です。お品物に合う方法を、発送・ご来店前にご相談ください。
査定料・買取手数料は無料です。通常の宅配送料・キャンセル返送料は当店負担、取扱対象外のお品物の返送は着払いです。配送方法と保険の適用条件は発送前にご案内します。

