金の刻印の読み方一覧|K18・750・18KGPの違い
指輪やネックレスの内側にある小さな刻印は、その製品の素材と純度を示す身分証明です。読み方さえ知れば、手元の品がどれくらいの価値を持ちそうか、大まかな見当がつきます。代表的な刻印を一覧で解説します。
金の刻印一覧表
| 刻印 | 意味 | 金の含有率 |
|---|---|---|
| K24 / 999 / 1000 | 純金 | 99.9%以上 |
| K18 / 750 | 18金。ジュエリーで最も一般的 | 75% |
| K14 / 585 | 14金 | 58.5% |
| K10 / 417 | 10金 | 41.7% |
| 18KGP / GP | 金メッキ(Gold Plated) | 表面のみ |
| GF / 1/20 | 金張り(Gold Filled) | 表層のみ |
| Pt900 / Pt850 | プラチナ(プラチナ買取はこちら) | プラチナ90% / 85% |
覚え方はシンプルで、3桁の数字は「1000分率での含有率」です。750なら75%=K18。一方「K18」の後ろにGP・GFが付くとメッキ・張りを意味し、地金としての価値は大きく異なります。
刻印がない・読めない場合
古い製品や海外製品には刻印がないものも多くあります。また「K18」と刻印があっても、後刻印の偽物や、実際の純度が低い「アトK(あとけー)」と呼ばれる製品も存在します。つまり刻印はあくまで手がかりで、最終判断は測定です。
エニティ銀座では、X線蛍光分析装置と比重検査で実際の純度を測定して査定します。刻印がない・読めない・本物か不安という場合も、写真を送るだけのLINE査定でお気軽にご相談ください(偽物の見分け方はこちら)。
海外製ジュエリーの刻印一覧(585・375・916など)
海外で購入したジュエリーには、日本ではあまり見ない刻印が使われています。代表的なものを挙げます。
| 刻印 | 意味 |
|---|---|
| 585 / 14K | 14金(58.5%)。欧米で最も一般的 |
| 375 / 9K | 9金(37.5%)。英国製に多い |
| 916 / 22K | 22金(91.6%)。中東・インド・アジア圏に多い |
| 833 / 20K | 20金(83.3%)。東南アジアなどで見られる |
| 999 / 24K | 純金。インゴットや投資用に多い |
刻印はどこにある?品目別の探し方
リングは内側の湾曲面、ネックレスは留め具(クラスプ)の金具部分か接続プレート、ブレスレット・バングルは内側か留め具、ピアスはポスト(軸)の根元に刻印されているのが一般的です。老眼鏡やスマートフォンのカメラのズームで確認できますが、見つからなくても問題ありません。海外土産や古い和装小物など、無刻印の金製品は珍しくなく、当店では機器測定で純度を確認して同じ基準で買取します。なお「K18」と刻印があっても実際の純度が低い粗悪品(アトK)が稀に存在するため、最終的な査定は必ず測定値に基づいて行います——刻印はあくまで入口の手がかりです。
刻印にまつわる3つのよくある誤解
- 1.「刻印がない=偽物」ではありません。戦前の日本製品、海外の手工芸品、職人によるオーダー品には無刻印が普通にあります。測定すれば純度はわかります。
- 2.「K18と書いてあれば本物」でもありません。刻印は簡単に打てるため、粗悪品や後刻印が存在します。買取店が刻印を鵜呑みにせず測定するのはこのためです。
- 3.「18KGPを金として売れないなら価値ゼロ」ではありません。ブランドアクセサリーであれば、メッキでもブランド品として値がつく場合があります。素材とブランド、二つの物差しで考えてください。
よくある質問
「750」という刻印はK18と同じ意味ですか?
はい、同じです。750は1000分率で金75%を意味し、K18と同等です。ヨーロッパ製のジュエリーは数字表記(750・585など)が主流です。
18KGPの製品は買取できますか?
18KGPは金メッキ(Gold Plated)のため、地金としての買取は難しいのが一般的です。ただしブランドジュエリー(シャネルのヴィンテージアクセサリー等)はブランド価値で買取できる場合があります。判断がつかない場合は写真でご相談ください。
刻印がまったくないネックレスは売れますか?
はい、査定可能です。X線蛍光分析装置や比重検査で実際の素材と純度を測定し、その結果に基づいて買取価格をご提示します。刻印の有無は買取の可否に影響しません。
K18と書いてあるのに磁石にくっつきます。偽物ですか?
金は磁石に反応しないため、強く反応する場合はメッキや別素材の可能性があります。ただし留め具など部品だけが反応するケースもあり、磁石だけでは断定できません。正確には比重検査・X線分析による測定が必要です。