プラチナと金はどっちが高い?価格逆転の理由と売り時
「プラチナは金より高級」——そんなイメージをお持ちの方は多いはずです。実際、かつてはプラチナの方が高価でした。しかし現在は金の方が高い状態が続いています。なぜ逆転したのか、そして手元のプラチナジュエリーはどう考えればいいのかを解説します。
なぜ金とプラチナの価格は逆転したのか
理由は需要構造の違いにあります。金は「有事の安全資産」として各国の中央銀行や投資家が買い続ける投資需要が主役です。一方プラチナは、需要の大きな部分を自動車の排ガス触媒などの産業用途が占めており、景気や自動車産業の動向(特に電動化の進行)に価格が左右されます。
世界情勢が不安定な局面では「金は買われ、プラチナは景気次第」という非対称が生まれ、これが逆転の背景です。宝飾品としての格の高さと、素材としての市場価格は別物——ここがプラチナを売るときの出発点になります。
売るときはどう考える?
- 1.Pt900の結婚指輪・ジュエリーも十分に価値があります。金より単価が低いとはいえ、プラチナ自体が希少金属であることに変わりはなく、重量のあるジュエリーはまとまった金額になります。
- 2.ダイヤ付きなら石の評価が鍵。プラチナの結婚指輪・婚約指輪は、地金より石の方が高いことも珍しくありません。地金価値だけで計算する店ではなく、宝石を個別評価できる店へ。
- 3.金と一緒にまとめて査定。K18とPt900が混在するジュエリーボックスなら、まとめて出すことで点数加算の対象になる場合があります。
Pt900・Pt850の本日の買取単価はプラチナ買取ページで毎日更新しています。
ホワイトゴールドとプラチナの見分け方
見た目がそっくりな白い貴金属ですが、確認手順はシンプルです。
| 確認点 | プラチナ | ホワイトゴールド |
|---|---|---|
| 刻印 | Pt900 / Pt850 / Pm | K18WG / 750 |
| 重さ | ずっしり重い(比重約21) | やや軽い(比重約15前後) |
| 経年の色 | 白いまま変わらない | メッキが摩耗すると微かに黄味が出ることがある |
「プラチナは損」ではありません——手放す判断の実際
金より単価が低いと聞くと「プラチナは売っても損」と感じるかもしれませんが、それは誤解です。プラチナの単価も歴史的に見れば十分高い水準で推移しており、Pt900の結婚指輪2本(合計10g前後が一般的)でもまとまった金額になります。また、プラチナ相場は自動車産業の動向で金と独立に動くため、「金は持ち続けてプラチナだけ先に売る」「両方まとめて売って点数加算を取る」など、組み合わせの選択肢があるのも二種類持つ方の利点です。当店の価格表では金・プラチナ両方の単価を毎日並記していますので、比較しながら判断してください。
パラジウム・コンビ素材はどう扱われる?
白い貴金属にはもう一つ、パラジウム(Pd)があります。プラチナの割り金として使われるほか、Pd950など単独の製品も存在し、当店では査定対象です。また、プラチナと18金を組み合わせた「コンビ」のジュエリーは、それぞれの素材の重量を分けて計算します。結婚指輪に多い「Pt900×K18のコンビ」は、両方の相場の恩恵を受けられる構成です。素材が入り混じって自分では判別できないジュエリーボックスこそ、まとめて査定に出す価値があります——仕分けはこちらで行い、1点ずつ内訳を明示します。
よくある質問
Pt900とK18、同じ重さならどちらが高く売れますか?
現在の相場では、同じ重量であればK18(金75%)の方が高くなるのが一般的です。ただし相場は毎日変動するため、正確な比較は当日の単価でご確認ください。当店の買取価格表で両方の単価を毎日公開しています。
プラチナの刻印にはどんな種類がありますか?
Pt900(プラチナ90%)、Pt850(85%)が日本のジュエリーでは一般的で、Pt950・Pt999(純プラチナ)もあります。古い製品では「Pm」表記や刻印なしの場合もありますが、測定機器で純度を確認して査定できます。
ホワイトゴールドとプラチナは同じものですか?
別物です。ホワイトゴールド(K18WG等)は金に別の金属を混ぜて白くした合金で、素材としては金です。見た目が似ていても刻印と測定で区別でき、それぞれの相場で査定します。
結婚指輪や婚約指輪でも買取してもらえますか?
はい、可能です。事情があって手放される方は多く、当店では理由をお聞きすることもございません。ダイヤモンド付きの場合は石も個別に評価し、地金価値に加算してご提示します。