22金・916刻印とは?海外の金製品の買取
海外で買った金製品や外国からの贈り物には、「K18」ではなく「916」「875」「750」といった数字や、見慣れない記号が刻まれています。日本の常識と違うだけで、価値の考え方は同じ——千分率の純度×重量です。海外の金の刻印の読み方と、売却時の注意点を解説します。
世界の刻印は「千分率」で読めばすべて分かります
海外刻印の基本は千分率(1000分のいくつが金か)です。916=22金(91.6%)、875=21金、750=18金、585=14金、417=10金、375=9金——数字を1000で割れば金の含有率がそのまま分かります。日本ではK18が主流ですが、世界では地域ごとに好まれる純度が異なり、それが刻印の違いになって表れます。数字さえ読めれば、当店の純度別買取単価に当てはめて概算も可能です(国内刻印の一覧はこちら)。
地域別の金文化——お手元の品のルーツが分かります
①中東・インド——22金(916)が主流で、婚礼用の豪華な金細工は資産としての意味を持ちます。インドの刻印には独自のホールマーク制度もあります。②中国・東アジア——純金志向が強く、「足金」「9999」表記の24金製品が中心です。③ヨーロッパ——18金(750)が高級ジュエリーの標準で、イタリア製は750に加えて製造者番号と州コードの刻印が入ります。イギリスには王冠などを組み合わせた伝統的ホールマークがあります。④東南アジア・ハワイ——観光土産の金製品は品位がまちまちで、刻印と実際の純度が異なる例も見られます。
注意点——「刻印と中身が違う」リスクは海外品で高くなります
正直な注意です。日本国内の流通品に比べ、海外の土産物や露店で購入した金製品は、刻印どおりの純度がない「アンダーカラット」の割合が高いのが実情です。悪意の偽刻印だけでなく、検定制度が緩い地域の製造誤差もあります。だからこそ当店では、海外品は刻印を参考にしつつ、必ずX線蛍光分析と比重検査で実際の純度を測定して査定します。測定結果が刻印より低ければその理由をご説明し、高ければその分を反映——どちらに転んでも、測定ベースの査定が最も公平です。
刻印がない・読めない海外金製品も諦めないでください
古い海外製品や手作りの金細工には、刻印のないものも多くあります。また、アラビア文字やヒンディー文字の刻印など、読み方が分からないケースもあるでしょう。いずれも問題ありません——刻印は手掛かりであって、価値の源泉は金そのものです。測定すれば純度は確定し、当日の相場で買取できます。海外赴任時代の記念品、外国人の家族・友人からの贈り物、旅行土産の金——「日本の店で扱ってもらえるのか」という心配は不要ですので、写真とともにお気軽にご相談ください。
海外で金を買って持ち帰る方へ——税関手続きにご注意を
「金はドバイや香港で買うと安い」と聞いて購入を考える方もいますが、注意点があります。海外から金を持ち込む際は税関での申告と輸入消費税の納付が必要で、一定量を超える金地金には別途の届出制度もあります。申告せずに持ち込めば密輸に該当し、処罰の対象です。手続きを正しく踏むと、現地価格の安さの多くは消費税等で相殺され、期待したほどの差益は残らないのが実情です。すでにお手元にある海外購入の金については心配いりません——国内での売却は通常どおり可能で、当店では実測純度×当日の国内相場で査定します。購入時の書類があれば取得費の記録として保管しておいてください。
よくある質問
22金は18金より高く売れますか?
はい、同じ重量なら金の含有率が高い22金(91.6%)の方が高くなります。買取単価は純度ごとに設定され、当日の相場に基づいて計算します。
「916」の刻印がありますが、本当に22金か不安です。
X線蛍光分析と比重検査で実際の純度を測定してから査定しますので、刻印と中身が違っても測定結果に基づいた公正な金額をご提示します。
海外で買った金のレシートや証明書は必要ですか?
不要です。本体の測定だけで査定できます。証明書があれば参考にはしますが、査定額は実測の純度と重量で決まります。
アジアの「足金」と書かれたネックレスがあります。
足金は中華圏で純金(24金相当)を意味する表記です。純金なら高単価での買取対象ですので、刻印部分の写真を添えてご相談ください。