金縁メガネ・K18フレームの買取|見分け方と査定
遺品整理で必ずと言っていいほど出てくるのがメガネです。そのほとんどは値の付かない実用品ですが、昭和の時代に高級品として作られたK18・K14の金無垢フレームが混ざっていることがあり、これは地金価値で確実に売れます。捨てる前の見分け方を解説します。
なぜメガネに金無垢があるのか——昭和の紳士の定番でした
1970〜80年代、金縁メガネは経営者や医師の身だしなみの定番で、K18・K14の無垢フレームがメガネ店で普通に売られていました。フレームは常時身につける物としては重量があり、テンプル(つる)からブリッジまで金無垢なら、地金だけで数十グラムに達することも珍しくありません。金相場が高値圏の現在、当時の金縁メガネは「古い実用品」ではなく「貴金属」として評価できる資産です。長年引き出しに眠っていた祖父・父のメガネこそ、確認の価値があります。
見分け方——テンプルの内側の刻印を見てください
確認場所はテンプル(耳にかける部分)の内側です。「K18」「K14」「750」「585」とあれば金無垢で、地金としての買取対象。一方「GF」「1/20 12K」「1/10 10K」などの表記は金張り(ゴールドフィルド)で、表面のみ金のため地金価値は限定的です。「TITAN-P」「GP」はチタンや金メッキで対象外になります。刻印が薄れて読めない場合も、当店の測定(X線分析・比重)で確定できますので、判別できないまま捨てるのが最ももったいない選択です。まずはテンプル内側の写真を1枚、LINEでお送りください。
査定の実際——レンズもネジも、そのままで大丈夫です
金無垢フレームの査定は「地金の重量×当日の単価」が基本です。このとき、度付きレンズ・鼻パッド・ネジ・蝶番のバネなど金以外の部品の重さは差し引いて計算します(総重量と地金重量の違いはこちら)。レンズを外したり分解したりする必要はありません——分解は査定側で行いますし、無理に外すとフレームが歪むだけです。曲がり・傷・メッキの剥げも地金評価には影響しませんので、壊れたメガネもそのままどうぞ。べっ甲や高級ブランドのフレームは地金とは別の物差しで評価しますので、併せてご相談ください。
遺品のメガネは「まとめて確認」が正解です
遺品のメガネが数本ある場合、どれが金無垢か1本ずつ確認するのは手間です。おすすめは、他の貴金属やジュエリーと一緒に「まとめて査定」に出してしまうこと——仕分けはこちらの仕事です(棚卸しの手順はこちら)。金無垢のメガネ、K18の万年筆(金製の筆記具・ライターのコラム)、金歯(金歯買取)——遺品の「意外な金」は、単体では気づかれずに処分されがちなものばかりです。宅配買取なら一箱で送るだけで、1点ずつ内訳を明示してお答えします。
地金以外の評価軸——ヴィンテージフレームという市場
金無垢ではなくても、値の付くメガネがあります。ヴィンテージ眼鏡の市場です。往年の高級フレーム——精緻な彫金の入った金張りフレーム、セル(セルロイド・アセテート)の肉厚な名作、デッドストックの未使用フレーム——は、眼鏡愛好家の間で一定の需要があります。また、ハイブランド(カルティエ等)のフレームは、素材を問わずブランド品としての評価対象です。つまりメガネの査定は「①地金 ②ブランド ③ヴィンテージ」の三段構え。どれに該当するか分からなくても、テンプルの刻印と全体の写真があれば見当をお伝えできます。「古い眼鏡の束」こそ、仕分けの価値がある遺品です。
よくある質問
金縁に見えますが刻印が見つかりません。売れますか?
査定可能です。刻印が摩耗しているだけの金無垢もあれば、金張り・メッキの場合もあります。X線分析と比重検査で素材を確定し、結果に基づいてお答えします。
金張り(GF)のメガネはまったく値が付きませんか?
地金としては難しいのが正直なところです。ただしヴィンテージフレームとして人気のあるモデルや高級ブランド品は別の評価軸で値が付く場合があります。写真でご相談ください。
レンズに度が入ったままですが大丈夫ですか?
大丈夫です。レンズは査定時に重量から差し引いて計算しますので、外さずそのままお持ちください。ご自身で外そうとするとフレームが歪む恐れがあります。
片方のテンプルが折れたメガネでも買取できますか?
はい。地金価値での買取のため、破損は査定額にほぼ影響しません。折れたパーツも金無垢なら重量に含まれますので、部品も一緒にお持ちください。