鑑定士が語る
126610LVの魅力と査定ポイント
Expert Insight
通称「スターバックス」が継承した正統進化
2020年に登場したRef.126610LVは、先代(Ref.116610LV=通称ハルク)の緑文字盤から、初代カーミット(Ref.16610LV)と同じブラック文字盤へと回帰したモデルです。グリーンセラミックベゼルと漆黒のダイヤルが織りなすコントラストは、某コーヒーチェーンのロゴカラーを連想させることから、海外では「スターバックス」の愛称で親しまれています。
ケースサイズは40mmから41mmへ拡大されましたが、ラグ形状がシャープに再設計されたことで、装着時のバランスはむしろ向上。ムーブメントには最新のCal.3235を搭載し、パワーリザーブは約70時間へ延長されました。デザインの原点回帰とスペックの最新化が見事に融合した、実用時計の完成形です。
査定のポイント:「Mk1」と「Mk2」のベゼル色判定
Mk1(初期型)
2020年〜2023年頃の個体。ベゼルは濃いダークグリーン。先代ハルクの面影を残す深い色味が特徴で、コレクターの間では「渋さ」として評価されています。
Mk2(後期型)
2023年頃〜。初代カーミットを彷彿とさせる明るい「ライムグリーン」に変更。現在の市場では「新型」として若干高い評価を受ける傾向にあります。
エニティ銀座では、このベゼル色の微妙な違いまで正確に判別し、各々の市場価値に基づいた適正な査定額をご提示しています。「自分のがMk1かMk2か分からない」という方も、お気軽にご相談ください。
126610LV 基本スペック
| リファレンス | 126610LV |
|---|---|
| 製造期間 | 2020年〜現在 |
| ケースサイズ | 41mm |
| 素材 | オイスタースチール / セラミックベゼル(グリーン) |
| ムーブメント | Cal.3235(70時間パワーリザーブ) |
| 文字盤 | ブラックラッカー |
| 防水性能 | 300m防水 |
| 定価 | 1,477,300円(税込) |
プラス査定になるポイント
ベゼルの状態
セラミックベゼルは傷に強いですが、強い衝撃による割れや欠けがないかを確認します。12時位置のルミナスポイントのコンディションも重要な査定要素です。
クラスプの小傷
ダイバーズウォッチゆえにバックル(クラスプ)に擦り傷がつきやすいモデルです。ノンポリッシュ(未研磨)で綺麗な状態であれば、査定額はアップします。
付属品の完備
最新の保証書(ギャランティカード)、グリーンタグ、箱、余りコマ。これらが全て揃った「完品」の状態が最高額提示の条件となります。
新旧比較:126610LV vs 116610LV
同じ「緑サブ」でも、印象は大きく異なります。
現行:126610LV (Starbucks)
文字盤はブラック、ケースは41mm(ラグ幅21mm)。メリハリのあるカラーリングで都会的な印象。現行プレミアモデルとして安定した買取評価を維持しています。
旧型:116610LV (Hulk)
文字盤はグリーン(サンレイ)、ケースは40mm(ラグ幅20mm)。全身グリーンの圧倒的な個性。廃盤後も根強い人気で高騰が続いています。