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GP・GF刻印の意味一覧|K18GPと本物のK18の違い

監修:チーフ鑑定士 横山(鑑定歴11年) 更新 2026.07.07

「K18GP」という刻印を見て「18金だ」と思ったら、要注意です。GPはゴールドプレーテッド=金メッキの略で、K18GPは「K18の膜をかぶせた別の金属」——地金としての価値はK18とまったく違います。紛らわしいメッキ表記を、一覧で整理します。

K18GPとは何か——「K18」と「GP」の間にある決定的な差

まず核心から。K18=素材全体の75%が金である一方、K18GP=真鍮などの素材の表面に、K18相当の金をごく薄くコーティングしたものです。金の量で言えば、K18ジュエリーの数百分の一以下ということも珍しくありません。だから地金買取では、K18は重量×単価で確実に値が付き、K18GPは対象外——刻印の「GP」の2文字が、価値の桁を変えます。見るべき場所は、指輪の内側・ネックレスの留め具・ブレスレットのプレート。「K18」の後ろに小さく続く文字を、ルーペや老眼鏡で確認してください。参考に、本物のK18・K14の本日単価はこちらです。

本日の買取単価(相場に連動して自動更新)

K18 / 750

-- 円/g

国内ジュエリーの主流

K24 / 999

-- 円/g

純金製品・金貨

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メッキ・金張り表記の一覧——GP/GF/GEP/RGP/HGE/1μm

紛らわしい表記を一覧にします。①GP(Gold Plated)——電気メッキ。最も一般的な金メッキです。②GF(Gold Filled)=金張り——メッキより厚く金を圧着したもの。アンティークの万年筆や時計ケースに多く、金の量はメッキより多いものの、地金買取の対象には届かないのが通例です。③GEP(Gold Electro Plated)——電気メッキの別表記。④RGP(Rolled Gold Plate)——圧延金張り。古い時計ケースに多い表記です。⑤HGE(Hard Gold Electroplated)——硬質メッキ。⑥「1μm」「5ミクロン」等の数字——メッキの厚みの表記で、数字があってもメッキはメッキです。共通ルール:K表記の後ろに何か略号が付いていたら、まず「メッキ・張り」を疑う——これだけ覚えれば実用十分です(海外刻印の読み方)。

刻印がなくても見分けられる?——重さ・色・そして検査

刻印が消えている場合のヒントも共有します。①重さ——金は非常に重い金属です。同じ大きさの真鍮製品と比べて明らかに軽ければメッキの可能性が高い(重さの感覚)。②色の剥げ・変色——角や裏側に別の金属色(白っぽい・赤っぽい下地)が覗いていればメッキです。③磁石——金は磁石に付きませんが、付かないからといって金とも限りません(磁石判定の限界)。そして最終判定は、X線蛍光分析です——表面だけでなく組成を測定するため、メッキと無垢の区別が数十秒で確定します(刻印なし金の検査)。自宅判定は「見当」まで、確定は検査で——これが正しい役割分担です。

メッキでも売れるケースがあります——「地金以外の物差し」の話

「メッキ=無価値」と捨てるのは早計です。地金買取の対象外でも、別の物差しで売れるケースがあります。①ブランド品のメッキアクセサリー——シャネルのココマークイヤリングやエルメスのエマイユバングルは、素材がメッキでもブランドとデザインの価値で堂々と売れます(ブランドと素材の物差しの違い)。②ヴィンテージコスチュームジュエリー——年代物のデザインアクセサリーには収集市場があります。③GF・RGPのアンティーク時計や万年筆——本体の価値で評価できる場合があります(筆記具の査定)。つまり正しい問いは「金かメッキか」ではなく、「この品はどの物差しなら値段が付くか」——仕分けはプロに任せてください。

実務ガイド——「金かもしれない箱」をそのまま持ってきてください

最後に実務の話です。ご家庭のアクセサリー箱には、たいてい本物の金とメッキが混在しています。おすすめの手順は、①自分で仕分けしない(刻印の見落としや思い込みで、本物を捨てるリスクがあります)、②「金かもしれない物」を全部まとめて写真を撮る、③LINEで送る——これだけです。当店ではX線検査で1点ずつ仕分けし、地金で売れる物・ブランドで売れる物・お値段が付かない物を、理由付きでご説明します。仕分け・検査は無料、値段の付かない品の処分アドバイスまでがサービスの範囲です。「GPだったら恥ずかしい」という遠慮は不要——メッキと本物を見分けるのは、私たちの仕事であって、あなたの宿題ではありません。

ミニ知識——「あとK」「K18刻印の偽物」との違いも整理

GP系と混同されやすい、隣の概念も整理しておきます。①「18K」など後ろにKが付く表記(あとK)——これはメッキではなく、海外製の金無垢を示すことが多い表記です。ただし海外基準ゆえ実際の純度が表記より低い「甘い」個体もあり、検査での確定が前提になります(あとK刻印の詳細)。②偽刻印——真鍮製品に「K18」とだけ打った悪質な偽物も存在します。刻印の字体や打ち方に不自然さが出ますが、最終判定はやはり検査です(偽物の見分け方)。つまり刻印の世界は「GP=メッキの正直な表示」「あとK=海外の無垢・要検査」「偽刻印=表示自体が嘘」の三層構造——どの層でも、X線検査が最後の審判という結論は変わりません。

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よくある質問

K18GPの製品はいくらで売れますか?

地金買取の対象外のため、金としての値段は付きません。ただしブランド品やヴィンテージデザインの場合は別の物差しで買取できることがあります。まとめて写真でご相談ください。

GF(金張り)はメッキより金が多いなら売れませんか?

金の量はメッキより多いものの、地金買取の採算ラインには届かないのが通例です。アンティーク時計や万年筆は本体価値で評価できる場合があります。

「K18」とだけ刻印があれば本物ですか?

刻印は自己申告のため、偽刻印も存在します。最終的にはX線検査で確定しますので、刻印を信じ切る前に一度検査を受けるのが確実です。

メッキかどうか分からない物が大量にあります。

仕分けせずそのままお持ちください。1点ずつX線検査で判定し、金・ブランド価値・対象外に分けて理由をご説明します。検査・仕分けは無料です。

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